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ソディック、電極・ワーク交換の自動化装置刷新

投稿日時
2025/09/29 10:33
更新日時
2025/09/29 10:34

(株)ソディック

最大可搬質量を18キロに倍増

ソディックは98日、電極とワークを自動で交換可能な搬送装置「SZ25」の販売を開始した。従来機SR12のコンパクトな筐体設計は維持しつつ、最大可搬質量を9キログラムから18キログラムに倍増させた。

SZ25は内蔵する多関節ロボットを用いて、精密金型や電子部品などで用いられる電極・ワークの交換を自動化する。最大15キログラム(ホルダ含む)、150ミリメートル角の電極を48本(オプションで108本まで対応可)、ワークは最大18キログラム(パレット含む)、幅150×奥行150×高さ100ミリメートル(マグネット、パレット含まず)を5個収納・搬送できる。

操作性を高めるため、NCプログラム運転やスケジューラ運転に対応し、他社製のPCスケジューラとの接続性も確保した制御ソフトウェアを搭載。従来機よりもワークストロークも拡大し、大型の形彫り放電加工機「AL60G+」などへの接続も可能とした。さらにオプションとして全方向からのアクセスを実現する「反転装置」も用意し、搬入方向に制約のあった設置環境の改善も図っている。

価格はオープンで、生産目標は年間20台。1022日からポートメッセなごや(愛知県名古屋市)で4日間開催される「メカトロテックジャパン2025」で、新型スケジューラと共に自動システムとして披露予定。



(日本物流新聞2025925日号掲載)

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