ワルタージャパン、ねじ切りカッター仕様追加
- 投稿日時
- 2022/06/06 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:20
表面品質の大幅な向上に貢献
ワルタージャパンは、ねじ切りカッター「Supreme TC620」に最新のビビり抑制テクノロジー『DeVibe』仕様を追加した新製品を、4月中旬から発売開始した。Supreme TC620は、ねじ切りカッターの切れ刃に間隔を持たせた「複数刃列デザイン」仕様の工具。これによりたわみを抑え、良好な円筒度、高い刃当たり送りおよび最小の径補正所要数で、長い工具寿命を実現する。
ビビり抑制テクノロジーDeVibeは、特別な逃げ面刃形状が加工中のワークと相互作用することにより不要な振動を抑制し、クランプ、切削条件、アップ / ダウンカットなど、さまざまな加工の状況でも、表面品質の大幅な向上に貢献する。
また、同社が独自に開発したコーティング材種 WB10TJ により、Supreme TC620 は鉄系、ステンレス系、鋳鉄系、非鉄金属および難削材の各種ワークに汎用的に使用できる。Supreme TC620 は、メートル並目ねじ、メートル細目ねじおよびユニファイねじ用製品を標準レパートリーしており、DeVibe 仕様は、M8、MF8、UNC5/16および UNC 5/16以上の寸法から選択できる。
(2022年5月25日号掲載)