化粧管を痛めずカンタン締付、ラチェット採用で作業をラクに
配管作業のプロから圧倒的な支持を得ているMCCコーポレーション。同社工具の大きな特徴として挙げられるのが、実際の現場の声を最大限に活かした作業性の高さだ。
今年2月に発売された「グリップレンチ化粧管13」もそのひとつ。水周りで使われる化粧管の取り付けは、通常のレンチを使うと本体にキズをつけてしまう。そのため、現場では化粧管にタオルを巻くなどしてその上から締め付け作業を行うことが大半だった。
手間がかかる上に、しっかりと把持できないため回しにくい。こうした現場の作業を楽にする「グリップレンチ化粧管13」は、化粧管の胴部分を掴むアタッチメント部に樹脂製部品を採用。化粧管をそのまま掴んでも傷をつけずに作業できる。
化粧管を掴む部分の樹脂製アタッチメントは交換式のため、磨耗してもグリップレンチ本体を買い換える必要がなく経済的だ。さらにアタッチメントはマイナスドライバー等でカンタンに交換できる。
本体はラチェット操作を採用しており、レンチを化粧管から外さずに簡単に締め付け作業が行える。
「狭い場所や壁に近い給水管ですと、レンチを外したり締めたりする作業を何度も繰り返さなくてはなりませんでしたが、ラチェット式は場所を選ばず往復作業でラクに締め付け作業が行えます」(同社)。
プロの作業をグレードアップし、さらに省力化する「グリップレンチ化粧管13」。今後の化粧管工事における定番アイテムになりそうだ。
(2022年11月25日号掲載)