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住友電工、難削材用ラジアスカッタ

投稿日時
2021/11/22 09:00
更新日時
2024/08/19 13:20

住友電気工業(株)

座面の剛性を極限まで

 住友電気工業は、「SEC?ウェーブラジアスミルRSE型」を発売した。シェルタイプ(刃径40~50?_=2型番/40~80ミリ=8型番)と柄付きタイプ(25~32ミリ=4型番)をラインナップ。インサートは、高精度仕様の研磨級4コーナに加えて、経済性に優れたM8コーナも用意し、同一ボディで使い分けられる。
 ステンレス、ニッケル、チタン合金などの難削材が使われるタービンブレードを想定して開発した。加工する体積が大きく、加工能率の観点から「切削速度や送り速度の高速化へのニーズがますます高まっている」ためだ。RSE型は、インサートを設置する座面の剛性を極限まで高めた設計にすることで、高負荷の加工でも優れた耐久性を発揮する。
 インサート材種に、新たに開発した難削材加工用「ACS2500」「ACS3000」を採用。難削材加工でも高い安定性と長寿命化を可能にした。価格(税抜)は、本体3~8万円、インサート880~1650円に設定した。初年度で1億円の販売を目指す。

20211110日号掲載)