ワルタージャパン、軽金属向けの新ブランド
- 投稿日時
- 2024/05/03 18:00
- 更新日時
- 2024/05/03 18:00
半導体装置や航空機・EVに焦点
ワルタージャパンはこのほど、新ブランド「Walter FMT」による製品・サービスの提供を始めた。
アルミニウムといった軽金属加工向けのソリューションブランドで、PCD工具を中心とした製品をラインナップ。他にも加工工程の検討や特殊工具の開発など軽金属加工における総合的なサービスを提供する。
「アルミニウムは表面処理の容易さや材料からのガス放出が少ないなどの特性により、航空宇宙産業や半導体製造装置の構成部品として採用されている。また、車体軽量化のためEVをはじめとした自動車産業でも採用が進むなど省エネルギーを目的に幅広い分野で活用が進む。軽金属加工の生産性アップに貢献する」(同社)
2022年に同社グループに参画したポルトガルPCD工具メーカーのFreziteとノウハウやエンジニアリング力を統合して立ち上げた。
(2024年4月25日号掲載)