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PwCコンサル×千葉工大、ロボット人材育成へ

投稿日時
2025/09/16 09:00
更新日時
2025/09/16 09:00
PwCコンサルティング合同会社の執行役員パートナーの三治信一朗氏(左)と千葉工業大学未来ロボット技術研究センターの古田貴之所長

PwCコンサルティング合同会社は819日、千葉工業大学未来ロボット技術研究センターと共同で対面式の人材育成講座「ロボティクス経営道場」(1010日~1212日の全8回、東京都千代田区)を開講すると発表した。ロボット分野で新たなビジネス創出を担う人材を育てるのが狙い。

講師を務める同社執行役員パートナーの三治信一朗氏は「AI、ロボット分野で米中が追い上げている。日本はいま歩みを止めると社会実装が果たせない。いち早くこの領域の知見をもつ経営人材を育成し輩出することが重要」と話す。

同じく講師の未来ロボット技術研究センターの古田貴之所長は「日本に技術があっても社会実装できていないのは、技術と経営がわかるプレーヤーがいないから。プログラミングやはんだ付けを教えるつもりはない。社会実装人材を育てる」と言う。

もう一人の講師は同合同会社スペシャルアドバイザーの金出武雄氏が務める。講座には三菱電機のFA施設などの見学やロボットSIerから学ぶ回も。企画から実装に至るまでの全体像を把握し、事業化に向けた実践的なスキル習得を目指す。定員50人で受講料は税別100万円。約2カ月で学ぶことについて三治氏は「アイデアを結合させるには密度が大事」とし、古田氏は「間隔をあけると意気が失われる。飲みにケーションをしてコミュニティーをつくりたい」と笑う。申込みは101日までにオンライン(https://www.cit-s.com/robotics/)で登録する。



(日本物流新聞2025910日号掲載)