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ソフトバンクロボ、国内最大級のオートストア提供

投稿日時
2025/12/15 16:06
更新日時
2025/12/15 16:20

ロボ160台規模、SBフレームワークス川崎で1月稼働

ソフトバンクロボティクスは、高密度の保管で知られるロボット自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」をはじめとした物流自動化ソリューションを、SB C&Sの物流センター運営を担うSBフレームワークス川崎事業所に提供する。このオートストアはロボット160台、「ビン」と呼ばれる専用コンテナ65000個、ワークステーション(ポート)28台を備え、ソフトバンクロボティクスによれば「国内最大級」という。高いスループットで保管効率で物流業務を自動化・最適化する。オートストアを含む物流自動化ソリューションは2026年1月以降に稼働が開始される予定だ。

ソフトバンクロボティクスは2021年に配膳・運搬ロボット、22年に物流自動化ソリューションの展開を開始。近年は様々な製品の知見や稼働データを活かしてロボットインテグレーター(RI)として自動化を推進している。

オートストアは世界63カ国近くに展開されており、従来型の保管設備の最大4倍もの保管能力を持つ。今回提供するシステムには最新モデルのワークステーション「フュージョンポート」が採用され、生産性の向上に寄与。さらにソフトバンクロボティクスが出資する米国・Berkshire Grey(バークシャーグレイ)のピッキングロボットや、仏・BALYO(バリヨ)の自動フォークリフトも同設備と連携して稼働する。なおバリヨ社の狭い通路に対応した3way高層タイプ「VEENY」も日本で初めて導入・稼働する予定だ。



(2025年12月15日掲載)