荏原製作所、熱中症リスク可視化サービス開始
- 投稿日時
- 2026/04/01 09:00
- 更新日時
- 2026/04/01 09:00
荏原製作所はこのほど、工場や倉庫の熱中症リスクをデータで可視化するサービス「熱中症対策支援 気流シミュレーション&空調機レンタル」の提供を開始した。流体解析技術と空調機レンタルを組み合わせ、大規模設備投資を伴わない熱中症対策を事業者に提供する。
2025年6月に施行された改正労働安全衛生規則では、職場での熱中症対策が罰則付きで義務化された。一方、職場での熱中症死傷者のうち約4割を占める製造・建設業の現場では、空間が広く熱だまりの把握が難しく、有効な対策を講じにくい状況が続いていた。
新サービスでは顧客の建築図面や使用状況をもとに気流や熱だまりをシミュレーションし、暑さの原因を可視化する。初回シミュレーションと対策提案は無料。解析結果に基づいて可搬式クーラや送風機などをレンタルで提供するため、大規模な設置工事は不要で初期費用を抑えられる。
オプションで現場のWBGT(暑さ指数)や温度・湿度の24時間遠隔監視にも対応し、異常時にはパソコンやスマートフォンへ通知する機能も備える。ひと夏のトライアル導入で効果を検証し、次年度以降の本格導入につなげる活用も想定している。
7月15~17日に東京ビッグサイトで開かれる第12回猛暑対策展(主催:〈一社〉日本能率協会)にも出展し、本サービスを紹介する予定。
(2026年3月30日掲載)