『ネジタル』トランスフォーメーション?
デジタルトランスフォーメーションに向けた取組みが急速に進む昨今、エンジニア(大阪市東成区・高崎充弘社長)が、デジタルならぬ『ネジタル』トランスフォーメーションを推進している。
ねじ(をはずし)たる=ネジタルとネーミングされたこの取組みのコンセプトは、工具の合体・融合によって新たな機能を生み出すというもの。例えば今春発売された「貫通エクステンション(DR-22/23)」に「GTドライヴ(DZ-70/71)」、「ネジキャッチ(DR-19)」、「ネジザウルスバズーカ(DBZ-51/21)」を組み合わせれば奥まった箇所の潰れたネジを取り外すという難易度の高い作業が可能になるなど、単体の工具では難しかった「かゆい所に手が届く」機能を提案したい考えだ。
同社は「プロの職人はもとより、巣ごもり需要を背景にした一般のDIY愛好家にも、便利で楽しい工具の世界を提供したい」とアピールを強める。
(2021年5月15日号掲載)