丸秀工機、3次元チューブレーザー切断機
- 投稿日時
- 2021/06/04 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:17
マーキングから払い出しまで高速加工
丸秀工機(關桂太社長)は3次元チューブレーザー切断機「ファイバーコースターMR250-3D」を発売した。「高額なチューブレーザーをより汎用的にすることをコンセプトに開発した。板金加工のみならず鉄工所など幅広い現場で活用いただける」(同社)と言う。
開先切断機構付き3次元切断用レーザーヘッドシステムにより、マーキング、切断、払い出しまでを高速で行えるのが特長だ。3次元5軸ヘッドの能力を最大限に活用でき、最大45度までの開先切断の設定が可能だ。
自動でセルフセンタリング締付が可能なデジタル式次世代チャックシステムも搭載。大きいものから小さいものまで、アングル、チャンネルやH鋼など多様な鋼材に対応する。
パイプ切断専用ソフトウェアからパイプ特有の内外径接合での3次元データの作成や、加工事例などをエクスポートできる。自動搬入装置(オプション)を用いれば、ローダラックに材料を搬入から払い出しまでを自動化でき、連続加工に向く。
レーザー出力は3キロワット、切断対象径は丸パイプφ12~254ミリ、角パイプ12×12~200×200ミリ、最大材料長さは6500ミリ、切断は鉄10ミリ、ステンレス6ミリ。
(2021年5月30日号掲載)