山善、仙台支店に3拠点目の再エネ電気導入
- 投稿日時
- 2023/09/15 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:18
山善は8月19日、同社の仙台支店の購入電力を再生可能エネルギー100%の電気に切り替えた。再エネ電気の導入は3拠点目で、2021年10月に基本業務提携契約を締結した大阪ガス100%子会社のDaigasエナジー(大阪市)を代理店とし、大阪ガスの「D?Green RE100」を通じて調達。CO2排出量を年間約40?d削減する見込みという。
山善は東証プライム企業としてGHGプロトコルに準じるTCFDの手順に則り、2030年度のCO2排出量を20年度から50%削減を目指している。その一環として昨年7月から大阪本社を、11月からグループ会社のヤマゼンロジスティクス(大阪市)の物流拠点である「ロジス大阪」を、再エネ電気に切り替えた。3拠点あわせた排出量削減は年間約635?dになる見込みという。
今後山善は「自社所有となる国内主要拠点(名古屋・広島・九州など)の再エネ電気への切り替えを順次進め、GHGプロトコルにおけるScope2(他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的な温室効果ガス排出)のCO2排出量を削減していく」と言う。
(2023年9月10日号掲載)