安川電機、車載二次電池製造向けロボット
- 投稿日時
- 2025/05/30 09:00
- 更新日時
- 2025/05/30 10:11

高可搬・長リーチ、接地面は最大限に
安川電機は5月14日、自動車製造工程に対応する多用途適用型ロボットMOTOMAN-GPシリーズに高可搬・ロングリーチの「MOTOMAN-GP280L」(=写真、可搬質量280キログラム、最大リーチ3114ミリメートル)、「同GP360」(360キログラム、2832ミリメートル)を発売した。
プラグインハイブリッド車や電気自動車の車載二次電池製造工程における電池モジュール・パックの搬送・組立用途を想定。「自動車ボディ部品のマテハンやスポット溶接などの自動車製造現場では、設置スペースを最小化するために密集したレイアウトが求められている」とし、新製品は重量化・密集化する製造工程に対応する。ロボットコントローラーYRC1000を採用し、フットプリントを最大限に抑えた。電源電圧の違う海外仕様でも共通のサイズとした。価格はオープン。
(日本物流新聞2025年5月25日号掲載)