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ヤマハ発動機、7軸協働ロボの市販モデル

投稿日時
2025/11/19 09:00
更新日時
2025/11/19 09:00
回り込んで動作するイメージ

人の腕のような動き実現

ヤマハ発動機は1023日、7軸構成の協働ロボット「Yamaha Motor Cobot(ヤマハ モーター コボット)」と専用コントローラを発売した。協働ロボットとしては同社初の市販モデルで、7軸による高い動作自由度としなやかな動作、高い安全性が特徴。

全軸にトルクセンサを内蔵し、外力を柔軟に制御するコンプライアンス制御で、万一作業者と接触しても即座に動作を停止できる。人の腕のような繊細な動きを実現でき、コネクタの挿抜や曲面のバフがけといった力の加減が求められる滑らかな「ならい動作」が可能にする。最大アーム長は1300ミリ、可搬質量は10キロで、第三者機関TÜV SÜDの機能安全認証取得も見込む。

専用コントローラは筐体がコンパクトなため制御盤のサイズダウンに貢献。操作ペンダントも非常にシンプルな作りで、作業者の熟練度によらず操作が可能。また、DC48V入力のためAGVAMRと電源を共用でき、工場内自動化の柔軟性を飛躍的に高める。販売計画は発売から1年間で150台を見込む。

(日本物流新聞20251110日号掲載)

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