ショールーム棟を新設
シチズンマシナリーは主要製造拠点の一つであるCITIZEN MACHINERY ASIA CO., LTD.(タイ国アユタヤ)を増床する。12月に着工し、来年11月に竣工する予定。これにより生産能力を従来比5割増の月産350台体制に増強するほか、ショールーム棟を新設することで販売サービス機能も拡充する。
世界的な工作機械受注の増加に対し、安定供給体制の構築を目指す。増床により延床面積は4475平方m多い2万7488平方?bとなる。ショールーム棟(延床1848平方m)には13台の機械を展示し、テストカットが可能。NCスクールを行うトレーニングルームなどを設置する。同社は「エンジニアも2名増員させ13名体制とし、アセアン・南アジア地域の拡販を目指す」としている。
(2021年10月25日号掲載)