ヤマハ発動機、多軸コントローラ サポートソフト発売
- 投稿日時
- 2020/11/24 14:28
- 更新日時
- 2024/08/19 13:20
3Dシミュレータや、プログラム雛形の自動生成
ヤマハ発動機は、複数台のロボットを制御する独自の多軸コントローラをサポートするソフトウェアとして新たに「ロボットシステムの立上げ時間を大幅に削減できる」(同社)機能を搭載したタイプ(RCX-Studio2020)を5月14日に発売した。
従来のソフトに3Dシミュレーション機能とプログラムテンプレート機能を追加した。
前者のシミュレーション機能を使えば、パソコンの画面上で設備のレイアウト検討やティーチング、プログラム作成、デバックなどを行なえる。干渉チェックなども含めてロボット設置前に検証でき、結果的に作業者の負担を軽減し、ロボットの早期立上げに役立つ。
またプログラムテンプレート機能では、「ピック&プレイス」や「パレタイジング」、「塗布作業」など10種類でテンプレートを搭載し、プログラム雛形の自動生成を可能にした。プログラム作成の難易度が下がり、大幅な時短を可能にする。
(2020年5月25日号掲載)