Cuebus、自動物流道路実証に自動倉庫採択
- 投稿日時
- 2025/10/16 09:52
- 更新日時
- 2025/10/16 09:53

自動物流道路に立体自動倉庫「CUEBUS」を展開するイメージ
リニアモーター駆動の立体自動倉庫「CUEBUS」を手掛けるCuebusは、国土交通省の令和7年度「自動物流道路の社会実装に向けた実証実験」事業に採択されたと発表した。CUEBUSはリニアモーター駆動による世界初のユニット構造型ロボット倉庫であり、都市部の狭小地にも柔軟に設置可能な点が評価された。
同実証実験は、物流業界が直面する人手不足や輸送効率の課題に対応するため、道路空間に物流専用スペースを設け、無人・自動化された輸送手段による新たな物流インフラ「自動物流道路」の構築を目指す。国土交通省は、官民学の連携による技術的課題の検証と運用条件の整理を進めており、CUEBUSはその中核技術として参画する。
今後、同社はコンソーシアム内の分科会や実証試験に参加し、現場ベースのノウハウと他業界との連携を通じて、持続可能かつ実装性の高い物流インフラの実現を目指す。
(日本物流新聞2025年10月10日号掲載)