コマツ産機は中厚板向けプラズマ切断機「ツイスターTFP510?3」の販売を4月に始めた。高速加工・段取性・誰もが機械を扱えるようにをコンセプトにフルモデルチェンジし、従来機より電源容量(従来機の3割増の200A)と切断速度(板厚19ミリで同2割増の毎分2200ミリ)を大幅に向上した。
カートリッジ式消耗品を採用し、操作パネルはスマートフォン感覚で扱える。最大加工寸法1525×3050ミリ、最大加工板厚は軟鋼36ミリ(300A出力時)。公表価格2900万円で年間販売60台を目指す。クイックガスオプションを装備すれば1本トーチのNC切断機として、板厚25~80ミリまでの切断が可能という。
(2020年5月15日号掲載)