10秒でトルク値を測定、合否判定も
東日製作所はこのほどトルクドライバーの校正用機器「DLCシリーズ」を新たに上市した。
同社はこれまでにもトルクドライバーの校正を行うテスターを用意していたが、測定誤差を廃するローディング機構などを有しているため日常使いには向かなかった。DLCシリーズはドライバーの先を機械に当てるだけで約10秒でトルク値を測定可能。始業点検などの日常チェックに向く仕様となっている。
上下限値を登録しておけば合否判定もできる。設定した閾値を超えるとデジタル表示が赤く切り替わり、NG判定をわかりやすく作業者に提示する。
ラインナップは2~60cN・mに対応した「DLC60CN」と20~600cN・m「DLC600CN」の2機種。電源ポートと通信ポートどちらもUSB Type-Cに対応しているため導入・設置も容易。
(2024年9月25日号掲載)