スター精機は国際ロボット展（12月3~6日、東京ビッグサイト）で、低全高パレタイザー「PXT-1220A」を提案。担当者は食品業界を中心に2024年問題の時より引き合いが増えていると話した。

同製品は全高2000ミリ以下で箱型コンパクト設計。直行型であるがゆえに、安全柵なども不要で、ロボットなどを運用するより省スペースで稼働できるのが特徴だ。担当者は「最近は食品系が多く、クラフト系も運用可能なのでコメ製品などで導入が進む。物流は2024年問題で一定自動化が出来たが、食品業界は人手不足が顕著化しており引き合いが増えている」とし「2023年の前回出展より全体としても引き合いが増えている印象だ。人手不足の顕著化という時代背景が自動化を後押ししている」とした。

（2025年12月10日掲載）