京セラインダストリアルツールズ、充電式インサート交換ドライバー
- 投稿日時
- 2024/05/21 18:00
- 更新日時
- 2024/05/21 18:00
チップ交換の時間を大幅削減
京セラインダストリアルツールズは4月10日、インサート(チップ)の交換作業用の充電式インサート交換ドライバー「DTD500」を発売した。電動ドライバー機能と、任意のトルク値で締め付けられるトルクレンチ機能を有した1台2役は「業界初」(同社)という。
電動でネジのゆるめ・締め付けを素早く行い、トルク値確認は手動による増し締めで調整する。任意のトルク値にカンタンに調節可能。
本体形状は小さな力でも回しやすいラウンド型グリップを採用しており、ゆるめや締め付け時の操作は本体上部にプッシュオンスイッチを配置し、押しやすい。
「インサートの定期交換やコーナーチェンジは、手工具のレンチとトルクレンチで行われ、作業者により作業時間や精度にバラつきがあった。同製品ではカンタンに高精度なインサート交換が行え、作業時間の大幅削減と業務の標準化をかなえる」(同社)
本体寸法は、グリップが径50?_で、全長は220?_。質量は570?c。希望小売価格は3万8600円(税別)としている。
(2024年5月15日号掲載)