
日東工器はロボットアームの先端に付けて用いる工具を充実させている。7月11日まで幕張メッセで開かれたものづくりワールド東京で電動ドライバー2機種、機械工具5機種、電動吸着ハンド1機種を一部実演して見せた。
最も新しい空気式多針タガネ「ジェットタガネJT-16-RBT」(今年3月受注生産開始)ははくり作業を効率化する。フローティング機構を採用し、手動式に比べロボットが嫌う振動や反力を低減した。直径2、3ミリのニードルを使用し、本体質量2.0キログラム(エアーホースを含む)。使用圧力0.6MPa、空気消費量は毎分0.16立方m。
(日本物流新聞2025年8月10日号掲載)