THKは7月2日、OEE（設備総合効率）最大化プラットフォーム「OMNIedge（オムニエッジ）」の新たなソリューションとして「GXソリューション」をリリースした。

GXソリューションは立ち上げ工数を大幅に削減しながら工場全体から工程や設備単位でエネルギー使用量（電気・水・ガスなど）の見える化を支援する。また、THK自社工場で取り組んでいるカーボンニュートラルへの施策などで得たノウハウを元に、省エネを阻害するムダを特定し戦略的なエネルギーマネジメントもサポートする。

OMNIedgeはこれまでIoTを活用した直動部品や回転部品向けの「部品予兆検知AIソリューション」をはじめ、工作機械の切削工具向け「工具監視AIソリューション」を展開。一方で人のスキルをクラウド上で一元管理・可視化する「スキル管理AIソリューション」や保全業務を最適化する「メンテナンス統合管理システム」といった人にアプローチしたサービスも提供してきた。

（日本物流新聞2025年7月10日号掲載）