ベルギー・BEA社の日本法人ビーイーエージャパンは、AGV・AMR用のナビゲーションと障害物回避を行うレーザースキャナー「LZR-VISIOSCAN RD」を2月に発売した。ToFレーザ技術を採用し、照射角度275°、角度分解能0.1°、検出距離は25m。広範囲を精密にスキャンし、AMRやAGF（自動フォークリフト）のSLAMナビゲーションに向く。

本体高さは74mmとコンパクトで、様々な搬送ロボットに搭載が可能。振動・耐衝撃性はクラス5M2、IP67に適合した防塵防水性能で、環境によらず安定した性能を発揮する。システム誤差±20mmの高い精度と再現性で測定とマッピングを正確に行う。なお、リアルタイムの監視システムでフロントスクリーンの汚れの位置と状態を監視し、設定した閾値に従いアラートの通知も可能。価格はオープン。

（日本物流新聞2025年2月25日号掲載）