山善、グローバルカバー率拡大へ
- 投稿日時
- 2025/12/16 09:05
- 更新日時
- 2025/12/16 09:06
株式会社山善
山善は2025年度から始めた3カ年中期経営計画「PROACTIVE YAMAZEN 2027」(28年3月期に連結売上6000億円、営業利益160億円を目指す)で海外生産財事業を柱の1つとし、その売上高を28年3月期に1200億円(25年3月期857億円の1.4倍)に拡大する考え。投資家やマスコミ向けに11月25日にウェブで開いた決算説明会で明らかにした。
岸田貢司社長は「グローバルカバー率の拡大」を重視すると話した。「ターゲット市場としてインド、トルコ、中国の3つを挙げる。インドは北米の拠点展開をモデルとして横展開し、現在の7拠点を30年までに11拠点へ拡大する計画。世界有数の工作機械需要国であるトルコに拠点を開設して既存の欧州拠点(ドイツ、チェコ)とも連携し、将来的には中東や北アフリカ市場への進出を検討する」と言う。
(日本物流新聞2025年12月10日号掲載)