加工時間35%短縮
アマダマシナリー(神奈川県伊勢原市)は大型コラム材切断バンドソー「HK-1000W」の販売を9月に始める。鋼材加工業界と鉄骨ファブリケーターのニーズに応え、1000?_角サイズの大型コラム材切断に対応する。
HK-1000Wは従来とは反対の逆仰角(右上がり)の角度のブレードで材料を切断する方式を採用し、切断面のバリの発生を大幅に低減する。加工品質の向上のほか、切断後のバリ取り工程を大幅に削減できるため、加工全体の生産性向上につながる。同社は「長年蓄積した加工技術データを基にした独自制御により加工時間を従来比で約35%削減する」と言う。
材料切断長さを自動で測る装置も搭載し、安定した定寸切断が可能。機械幅4704×奥行2144×高さ3954?_メートル。販売価格は税別5800万円で年間販売6台を目指す。5月27・28日にアマダ土岐事業所テクニカルセンターでユーザー向け発表会を開く。参加希望はアマダマシナリー切削構機営業(TEL.0463・96・3351)まで。
(2022年5月15日号掲載)