ABBとtesaが協業、ボディー穴塞ぎを自動化
- 投稿日時
- 2024/05/02 18:00
- 更新日時
- 2024/05/02 18:00
ABBロボティクスジャパンは4月14日、自動車のボディー穴塞ぎの自動化のためのAI搭載ソリューションの開発とデモンストレーションのため独tesaと協業を始めたと発表した。
粘着テープメーカーのtesaはボディー穴塞ぎ工程のカートリッジ式自動テープ貼付け機をもつ。ABBのロボット技術とtesaの粘着テープソリューションで、「ボディー穴のシーリング方法に革命をもたらし、効率性と持続可能性の新たな基準を設定することを目指す」としている。従来は樹脂プラグを使って手作業で穴がふさがれてきた。
ABBロボティクス&ディスクリート・オートメーション事業本部長の浅利貴氏は「市場をリードするモーションコントロール機能を備え、消費電力を最大20%削減し、製造の精度、効率、持続可能性を向上させる」と言う。
(2024年4月25日号掲載)