今年のXmasケーキ、平均4740円
- 投稿日時
- 2025/12/23 14:41
- 更新日時
- 2025/12/24 16:29
値上げ幅拡大
帝国データバンクは、全国の大手コンビニエンスストア・百貨店・スーパー・洋菓子店などのうち、前年と価格が比較可能なオリジナルケーキブランドを対象に調査を行った。結果2025年冬シーズンのクリスマスケーキ平均価格は4740円(税抜)となり、前年に比べて179円・3.9%の値上げとなった。
値上げ幅は「200円台以下」が100社中27社を占めたものの、昨シーズン(32社)からは減少。他方、「400円台」の値上げは9社、「500円以上」は17社となり、ともに最も多かった2023年シーズンに次ぎ、過去4シーズンで2番目に多い。また、本格的な値上げラッシュが始まる前の2021年冬シーズンに比べると約2割高・900円にせまる値上がりとなった。ホール当たり3000円~4000円台前半の価格が多いスーパーなどの量販店では、定番となるイチゴの使用数を減らすほか、高値が続くチョコレート素材を敬遠するなど装飾・デザインの簡素化、ホールケーキの高さを抑えるといった小型化でコストを削減し、値上げ幅を最小限に抑制する動きも目立った。
■経済効果は約600億円
一方、関西大学の宮本勝浩名誉教授が、2025年クリスマスケーキの経済効果を分析したところ、約574億2180万円、廃棄によるマイナスの経済効果は、約37億8984万円となった。
宮本名誉教授は、「2024年の恵方巻き等の経済効果は約703億520万円、廃棄によるマイナスの経済効果は約13億380万円で、クリスマスケーキ廃棄によるマイナスの経済効果は
恵方巻の約3倍であった。国も食品ロスの削減に取り組んでいる中、私たち国民もクリスマスケーキ廃棄によるマイナスの経済効果の削減に努めるべきである」とした。
(日本物流新聞2025年12月25日号掲載)