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  3. フルタ電機、低圧エアブローで新製品

コンセント一つでどこでも使用可

 フルタ電機は8月に「業界初」(同社)というオールインワンキャスタータイプ低圧エアブロー「Compless SpotAirBlow CLK-71」(=写真)を発売した。国内工場向けの出荷価格は49万円となる。
 一般にコンプレッサーの用途のうちエアブローが全体の70%に及ぶとされる。省エネの機運と共にこのエアブローをブロワなどのファンを用いてコンプレッサエアーの代替とする低圧エアブローも一定程度浸透している。
 しかし現場ではファンを用いた低圧エアブローに対し「設置工事が大変なので手軽に導入できない」「点検費用などのランニングコストを予算化しなければならない」「電気代が削減できない」「低圧エアブロー機の周りがうるさ過ぎて会話ができない」といった声が多くあった。同社は、そうした声に応えるため、2005年に省エネ・低騒音の低圧エアブロー装置である「Compless」を開発し、注目を集めた。
 さらに、今回「スポットクーラのようにどこでも使える低圧エアブロー」をテーマに仕様を見直し、オールインワンキャスタータイプで単相100v仕様となる「CLK-71」を開発した。

2024810日号掲載)