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ヒューマノイドロボットの新団体、早稲田大学など9者参画

投稿日時
2025/10/22 09:00
更新日時
2025/10/22 09:00

早稲田大学、村田製作所など4者が8月に設立した、日本のヒューマノイドロボット産業の再興を目指す新団体(一社)KyoHA(京都ヒューマノイドアソシエーション、理事長=高西淳夫・早稲田大学創造理工学部総合機械工学科教授)は102日、新たに5者が参画し、今後も広くメンバーを募っていくと発表した。AIやソフトウェアが進化するなかでハードウェア領域における国産開発体制や産業としての統合的な整備を進める考え。

メンバーはテムザック、SREホールディングスのほか新たに参画した沖縄科学技術大学院大学(OIST)、マブチモーター、カヤバ、NOK、ヒーハイストを加えた9者。KyoHAは「日本国内では自然災害や労働力不足といった社会課題が深刻化しており、ロボティクス技術への期待が高まっている。特に、人間に近い動作性能を持ち、極限環境下でも活動可能なヒューマノイドロボットは、次世代の機械システムとして注目されている」と設立の背景を話す。今後、初期プロトタイプ(第1ステップ)、パワー重視モデル、俊敏性/機能性重視モデル(第2ステップ)を開発する予定。

(日本物流新聞20251010日号掲載)