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川崎重工業が6軸協働ロボット

自律移動型サービスロボット「Nyokkey」(手前)とワークを受け渡しをする協働ロボット「CLシリーズ」(奥)

高い速度と位置決め精度

 協働ロボットとしては双腕のスカラタイプ(duAro)に特化してきた川崎重工業が6軸仕様を手がける。920日まで東京で開かれたJapan Robot Weekで参考出品した。35810㌔グラム可搬の4機種を来年発売する予定。
 披露した「CLシリーズ」(リーチ590~1000㍉、IP66等級)は動作速度(最大で毎秒200度)と精度の高さ(位置繰返し精度±0.02㍉)をウリにする。同社は「duAroだけではやりたい仕事とマッチしないお客様が見られるようになった。duAroと並行して、多く寄せられる単腕のニーズにも応える」と言う。用途としてはアーク溶接やねじ締めを想定する。

(日本物流新聞1010日号掲載)