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サンドビック、低抵抗の肩削りカッタ

投稿日時
2024/03/26 18:00
更新日時
2024/03/26 18:00

サンドビック(株)

高い汎用性と加工安定性

 サンドビック・コロマントは31日に低抵抗直角肩削りカッタ「Coromill MS60」を発売した。肩削りフライスからランピングによる穴あけのポケット加工までカバーする高い汎用性と、低抵抗加工による加工安定性の高さが特長。カッタ径φ50~1008種、チップは汎用型と刃先強化型の2種類のチップブレーカで各被削材用の材種9種を取り揃えている。
 カッタボディに高剛性のチップシートを採用。鋳肌や鍛造肌など切削抵抗が安定しない場面でも高い信頼性を発揮する。内部クーラントホールもありタグタイル鋳鉄等の切りくず排出にも効果的。チップはダイレクトプレス両面6コーナ仕様でコーナ単価を低減。両面使いのネガティブチップだが逃げ面に逃げ角を設けたことでランピング加工時も切削抵抗が少なく安全に加工できる。
 鋼や鋳鉄の荒~中仕上げで最もパフォーマンスを発揮するほか、ステンレスや耐熱合金の加工にも対応する。

2024325日号掲載)