オークマは、広島県福山市に「西日本CSセンター」を開設した。5軸加工機など最大6台の最新鋭機を常設できる展示場と3次元測定装置を備えた拠点として、テストカットにも迅速に応じる。敷地面積は1881.12平方m。スタッフを15人に増強することで、これまで岡山営業所がカバーしていた、岡山県、鳥取県だけでなく、中四国・山陰地区に対して万全なフォロー体制を構築する。
技術者が常駐し、機械見学、加工サポート、NCスクールなどにも対応。Webによる仕様打ち合わせやリモートテストカットも想定している。同社によれば、「中国、四国、山陰地区は、自動車、半導体、造船、航空機など、重要な産業が集中しており、今後も需要の拡大を見込むことができるエリア」という。
(2021年5月30日号掲載)