イグス、長寿命の高荷重向けケーブル保護管
- 投稿日時
- 2022/02/14 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:18
クレーン向け、耐用年数15年も
イグス(日本法人:東京都墨田区、吉田剛代表取締役)は1月19日、港湾クレーンに搭載する高荷重向けケーブル保護管「P4HD.56R ロールeチェーン」を開発したと発表した。
港湾クレーンでは従来より長く、重い積載物をより速く運搬するニーズが高まっており、P4HD.56R ロールeチェーンはこのニーズに対応。内蔵されたローラーにより、必要な駆動力をスライド走行比で57%低減。システムの安全性も高め、想定外のダウンタイムを減らす。軸や軸穴接続部には高性能ポリマー「イグリデュール」を採用。様々な箇所で磨耗を低減するための設計改良を施し、最長15年の耐用年数を見込めるという。予知保全システム「スマートプラスチックセンサー」(オプション)を搭載することで、状態監視にも対応する。
(2022年2月10日号掲載)