京セラインダストリアルツールズは8月1日、ブラシレスモーター（工具）から制御回路を分離し、専用ケーブルで繋いだ電動工具「リンクコントロールシリーズ（Lシリーズ）」に、研削作業に使う「ストレートグラインダー　LSG6001」をラインナップした。

工具の先端に細い砥石が付くストレートグラインダーで複雑な形状や細かな部分の研削・研磨を行える。「ディスクグラインダーでは難しい筒状や穴の内側のバリ取り、加工、研磨に向く」（同社）。

操作性が高い小型軽量ボディのLシリーズのストレートグラインダーで、金属加工作業を効率化する。高出力ブラシレスモーターに、回転数の落ち込みを抑えるフィードバック制御で、高周波工具並みのパワフルさで作業スピードを向上させる。

Lシリーズは「コントローラー」「脱着ケーブル」「工具」を使用用途に合わせて別々に購入可能。設計・開発から製造まで自社で行ったブラシレスモーターはモーター部をアルミケースで覆い、鉄粉など粉塵の多い環境下でも高耐久性を維持。

砥石径32ミリ、軸径6ミリ、サイズは356×67×82ミリ。質量は1.3キロで価格は4万2900円（税別）。

（日本物流新聞2025年8月25日号掲載）