ヤマハ発動機、アーム長1200㍉のスカラロボット
- 投稿日時
- 2024/10/07 18:00
- 更新日時
- 2024/10/07 18:00
ヤマハ発動機は完全ベルトレス構造のスカラロボット「YK-XG」シリーズに「YK1200XG」(アーム長1200㍉、X・Y軸の繰り返し位置決め精度±0・05㍉)を追加し、専用コントローラー「RCX341」とあわせて10月に発売する。9月13日まで東京で開かれた国際物流総合展に出品した。
先端回転軸が減速機に直結したこのシリーズは、完全ベルトレス構造によりロストモーションを大幅に削減し、高精度を長期間維持できる。YK1200XGは大型物・重量物の組立や搬送に適し、最大可搬質量50㌔。同アーム長のスカラロボットで業界最速レベルのサイクルタイム(40㌔搬送で標準0.92秒)をもつ。専用コントローラーRCX341は従来機同等のコンパクト設計ながら最大出力電流を増やした。
(2024年9月25日号掲載)