タカミヤ、余剰の足場を他社に貸借できるサービス
- 投稿日時
- 2026/02/09 11:38
- 更新日時
- 2026/02/09 11:39
足場運用マネジメントサービスに貸す・借りる機能を追加
タカミヤは、建設現場の足場運用マネジメントサービス「OPE-MANE(オペマネ)」内で提供する足場のデジタルマーケット「Iq-Bid(アイキュービッド)」に、従来の売買機能に加えて今春から「貸す・借りる」機能を追加する。建設会社が自社で保有する余剰・未稼働の足場を、期間限定で他社に貸し出すことが可能になる。使われずに保管されていた足場を必要とする別の現場へ循環させ、新たな収益に繋げる活用が見込まれる。
建設業界では現場ごとに必要となる足場が異なり、工期や案件の繁閑によって使用量が大きく変動するため、すべての足場を常時稼働させることが難しい。足場が不足する現場がある一方で足場が使われないまま保管されることもあり、業界内で需給のミスマッチが常態化していたという。
国交省の公表データによると足場の稼働率は54.1%前後で他は未稼働の状態にあると推測される。資材価格の高騰や人手不足が深刻化する中、こうした眠ったままの足場を有効活用し、必要な現場へ回すことが業界で求められていた。
デジタルマーケット「Iq-Bid」は「OPE-MANE」内で、タカミヤの提供する次世代足場「Iqシステム」を、ユーザー同士で売買できる機能。2023年に本格運用を開始したが、新たに「貸す/借りる」機能を追加する。出品者が貸出数量や1日あたりの価格、貸出期間を設定し、その条件を見た他の利用企業が借りたいと判断すればマッチングが成立する仕組み。同社は「今後は蓄積される取引データを活用し、AIなどによって理想的な機材バランスを自動で提示する機能の検討も進める」とする。
(2026年2月9日掲載)