リモートロボティクス、ヤナギハラメカックスとパートナー契約
- 投稿日時
- 2025/09/18 09:00
- 更新日時
- 2025/09/18 09:00

ロボ遠隔操作で現場の自動化促進
川崎重工業とソニーグループが合弁で設立したリモートロボティクスは、ロボットの遠隔操作を可能にするクラウドサービス「Remolink」の販売を強化する一環として、ロボットSIerであるヤナギハラメカックスとパートナー契約「Remolink Partners」を結んだと発表した。
Remolinkは、ロボットシステムに遠隔操作機能を追加することで、ロボットの自律動作と人間の認識力や判断力を活かした「人とロボットの役割分担」という半自動化の選択肢を提供する。
今回のパートナー契約で、ヤナギハラメカックスは、リモートロボティクスが提供する開発用ソフトウェア「Remolink Tools」をロボットシステムに組み込み、ユーザー企業が求めるリモートロボットシステムを構築。稼働開始後に必要なクラウドサービス・Remolinkを事業者に提供する。
自動車や工作機械、半導体、食品など多岐にわたる領域の自動化装置を手掛けるヤナギハラメカックスとパートナー契約を結ぶことで、ロボットユーザー企業の事業課題解決に繋がる遠隔操作システムの構築と提供を目指す。
(日本物流新聞2025年9月10日号掲載)