大型3Dプリンターで新規開発加速
前田シェルサービスは2月4日、本社社屋と工場を竣工した。
3Dプリンターを設置した新工場では試作や製品開発を行う。「従前の工場は新規開発のためのスペースがなかったが、新工場はリサイクルペレットが使える大型3Dプリンターを新たに設置した。これまでになかった新しい仕事の引き合いが少しずつ出てきている」と前田達宏社長は手応えを語った。
同社グループ会社の前田技研が拠点として、東京都豊島区で2022年3月に東京MGファクトリーを設立。3Dプリンターにより様々な材料の最適条件を研究しており、今回の新工場設立により製品開発スピードをさらに加速させる。
7月12日にはバーベキュースペースなども備える社員食堂も完成予定。社員の働きやすい環境向上に努める。
(2023年6月25日号掲載)