- ここに
注目! - 切りくず分断×工具延命×条件アップ
ノンステップ加工で周速8倍に
クーラントの圧力を7?30MPaまで高めたらどうなるのか。その効果を、周速6?8倍に引き上げたノンステップ加工で見せます。
株式会社トクピ製作所の「ハイプレッシャーブレーカ」とも呼ばれる加工法は、高圧クーラントを加工時にめくれた切りくずの下にピンポイントで当てるというもの。ワークや主軸に絡まる切りくずを細かく分断できるうえ、刃先やワークの温度上昇を抑えることで、工具延命と加工条件アップができます。
インコネル、ステンレス、チタン、ハステロイ、超硬などの「難削材」に対しても有効。チップブレーカが利かない仕上げ加工、純銅のような軟らかい被削材にも使えます。外径・内径旋削のほか、深穴、ねじ溝、研削などでも実証済みです。