- ここに
注目! - 工程集約の切り札 旋削とマシニングを1台で
加工エリア拡大&旋削トルク向上で鉄・アルミの大径ワークに対応
旋削加工とマシニング加工を1台で行うブラザー工業株式会社の小型複合加工機が、2019年にモデルチェンジしました。
2台に分けていた加工を1台に工程集約することでハンドリング時間を削減し、設備投資額と機械設置面積を抑制。旋削加工とマシニング加工をワンチャッキングで行うことでチャッキングに伴う位置精度の誤差が発生せず、加工精度が向上します。
なかでも「SPEEDIO M300X3」は、X移動量を300mm(従来モデル200mm)、治具エリアをφ350mm X350mm(従来モデルφ300mm X300mm)とするなど加工エリアを大幅に拡大。さらに旋削トルクを向上させることで鉄やアルミの大径ワークに対応できるようになるなど、加工ワークの範囲を大幅に広げています。
構造の最適化により、C軸(旋削軸)クランプ力も従来モデル比約2倍に強化。C軸回転方向に負荷のかかる加工においてより高い加工条件が設定できるようになり、生産効率が向上します。