インタビュー
ブラザー工業 星 真 専務
- 投稿日時
- 2025/11/28 11:45
- 更新日時
- 2025/11/28 11:49
北陸に営業所、全国網羅する体制整う
国内拠点の新設・拡張ラッシュが続くブラザー工業。昨年3月にテクノロジーセンター九州を開設し、今年4月には長野営業所、さらに10月には石川県に北陸営業所を新設。北陸営業所の開所式典で星真専務に背景を聞いた。

星真専務、10月16日金沢市内で開かれた北陸営業所開所式典で
――国内拠点の拡充が相次ぎます。中期経営計画で掲げた産業機器事業の成長戦略の一環ですか。
「その通りです。成長のために全国をくまなくカバーすることが必要で、北陸も早く拠点を出したいと思っていました。(北陸営業所の開所で)地理的には全国をカバーする体制ができますが、これで終わらず各地の営業・サービス・アプリケーション機能を強化しなければ。現状は広島、静岡、長野、北陸が営業所の位置づけです。まずは長野から(展示場機能を持つ)テクノロジーセンターに格上げする努力をします」
――北陸3県はそれぞれ異なる産業が根付きます。重視する分野は。
「我々は基本的にどんなニーズにも対応できる機種戦略を取っています。例えば福井の眼鏡産業では形状加工で5軸機が中心に。富山はアルミが基幹産業ですが、30番マシニングセンタの得意技です。これに限らず新たなニーズも深掘りしたい。四国の建機産業で色々なニーズをいただき知見が溜まっています。石川でもこの知見を横展開できると考えています」
――北陸営業所の開設で流通網も強化する。
「販売店との関係強化はここ数年取り組んでいるテーマ。昨年から関係の深い販売店を対象とした『プレミアム優販店会』を組織し関係強化を図っています。残念ながら北陸にはまだメンバーがいませんから、(開所を機に)一緒に成長していく絵が描ければ幸いです」

(日本物流新聞2025年11月25日号掲載)